
秘湯の宿 滝見苑のハートフル情報

養老渓谷随一の景観と言われる「粟又の滝」近くにある全33室。山の斜面に建つ宿で、玄関前や通路の一部に傾斜があるが、入館すれば客室までの動線に段差はない。大浴場は段差があるが、養老温泉を開放的に楽しめるのは滝見苑の魅力のひとつ。滞在の可能性をご検討ください。
構造の特徴 | 建物は、山の斜面に、東館、南館、別館が建っています。メイン玄関は東館ですが、別館出入口からの入館も可能。 |
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館内の段差・傾斜 | メイン玄関前、別館出入口前に階段があるが、スロープ対応可(角度が急なため入退館時など、必要時はサポートをご依頼ください)。およその客室と、大浴場に段差あり。館内の移動動線に段差なし。 |
多機能トイレ | なし。 |
客室備考 | 別館321号室は段差なし(※客室内に浴室はありません)。 |
車いす | 一部客室内は利用不可。 |
食事 | 1階食事処でご用意。特別食は対応可能範囲検討のため、お早めに施設へご相談ください。 |
お風呂 | 南館3階に大浴場あり。内風呂と露天風呂を備えた2つの浴場があり、時間により男女入替制。段差あり。 |
貸出し備品 | 館内用車いす、シャワーチェアあり(背もたれと、ひじ掛けのあるタイプ) |
アクセス

千葉県道178号(小田代勝浦線)沿い。東京方面や養老渓谷駅方面から向かうと、道の左側に手前から、宿泊者専用のメイン駐車場、おみやげ処、ホテル建物、の順に、3つが隣り合って並んでいます。
※写真に、宿泊者専用のメイン駐車場は写っていません。おみやげ処は、ホテルとは別の建物です。
駐車場
写真には写っていませんが、おみやげ処に向かって左側に、宿泊者専用の舗装平置き駐車場があります。優先駐車場はありませんが、ホテル玄関前にも数台駐車可能なスペースがありますので、事前にご相談ください。
※別途、「別館から入館する場合」として、ホテル玄関に向かって右にあるゲートバーから、ホテル敷地内の登り坂道を80mほど進んだ位置に駐車し、入館する方法を掲載しています。
建物の特徴
山の斜面に建っています。県道に面し玄関のある東館、大浴場のある南館、一番奥の別館から成り、3棟はエレベーターと通路で繋がっている。別館出入口あり。
交通機関

最寄り駅:小湊鐵道線の、 ①養老渓谷駅(時間帯で有人駅)または②上総中野駅(無人駅)
※東京方面からは途中の五井駅にて、JR内房線 から小湊鐵道線へ乗換が必要です。五井駅の小湊鐵道線ホームにはエレベーターがありません。サポートが必要な場合は、事前に小湊鐡道株式会社へご相談ください。
小湊鐡道(株)問合せ先: 0436-21-6771(09:00~17:30)
★参考:養老渓谷駅の情報、五井駅での乗換
最寄り各駅から宿までは約7km。宿泊のお客様は、養老渓谷駅、上総中野駅までの送迎可(※時間等条件あり)。送迎車はワンボックスタイプ。車椅子の積み込みや移乗のお手伝い等は事前にご相談ください。
詳細や、その他アクセス情報は、秘湯の宿 滝見苑 公式サイトをご覧ください。
館内設備
おみやげ処

ホテル玄関に向かって左隣に、おみやげ処「山恵」(さんけい)があります。「山恵」入口前には2段の階段があるが、入口右側に、木製スロープあり。スロープ幅90cm、勾配約11°。

入口ドアは自動ドア。入口前のデッキに、カウンター状テーブルあり。

店内はフラット。品揃え豊富でした。

店内左奥は軽食スペース(「山恵」の営業状況はホテルへお問い合わせください)。
メイン玄関

玄関前に4段の階段あり、1段あたりの高さ(蹴上)約12cm。階段を上がる際の右側にスロープあり。階段とスロープの間の位置に、手すりあり。スロープ横幅は、最も狭い部分で90cm、勾配約15°。

階段脇のスロープとは別に、木の橋のようなスロープ動線もあり、横幅の最も狭い部分は86cm、勾配約6.5°。
※木の橋部分の始まりと終わりに段差あり、以降を参照ください。

本当に池を渡す橋になっています。その先に進むと玄関。玄関ドアは開口幅134cm、ガラスの開き戸と自動ドアの2つを通過し館内へ。お客様の出入りの多い時間帯は、ガラスの開き戸は開いています。段差なし。

木の橋の始まりと終わりは両方とも段差があり、道路側5cm、玄関側16cm。写真は木の橋の、玄関側の段差の様子。

玄関ホール内から、玄関ドア側を見た様子。
フロント・貸出用車いす

玄関から館内に入ると正面がフロント。フロントの高さ105cm。床はカーペット敷。履物は履いたまま入館します。
貸出用の車いすあり(※台数に限りあり)。
ラウンジ

玄関から館内に入って右にラウンジへの入口あり。入口には両開きの扉があり、片方の扉を開けた状態の開口幅79cm、段差なし。チェックイン時など、ラウンジでも案内可能。代筆や筆談が必要な場合はお申し出ください。

テーブル下の高さ61cm、椅子座面の高さ45cm。
館内共用トイレ
館内に共用トイレは2か所。フロントに向かって右奥と、南館3階 大浴場の前です。どちらも一般トイレ(館内に多機能トイレなし)。
フロント近くのトイレ

フロントに向かって右奥にある一般トイレ。左側が女性用、右側が男性用のトイレスペースへのドアです。段差なし。

写真中の、扉が空いている左のドアが女性用です。開き戸の開口幅63cm、段差なし。

女性用トイレスペース内の様子。

女性用トイレには洋式トイレ個室と、和式トイレ個室あり。

洋式トイレ個室の扉は開き戸で、個室内に開く(右開き)、開口幅51cm。温水洗浄ボタンは便座着座時の便座右脇にあり。トイレ内に手すりなし。

男性用トイレスペースへの扉は開き戸で、スペース外側に開く(右開き)、開口幅63cm、段差なし。

男性用トイレスペースには、小便器と洋式トイレ個室あり。

男性トイレ個室の扉は開き戸で、個室内に開く(左開き)、開口幅50cm。

温水洗浄ボタンは便座着座状態で便座右脇にあり。トイレ内に手すりなし。
大浴場近くのトイレ

南館3階大浴場近くに男女各一般トイレあり。通路側から見て左が男性用、右が女性用。写真中の左、扉が空いている方が男性用です。廊下のカーペット床より、男女各トイレスペースへのドア下部分は3cmほど高くなっています。

男性用トイレスペースへのドアは開き戸で、スペース内に開く(右開き)、開口幅68cm。小便器あり。

男性用洋式トイレ個室の扉は開き戸で、個室外側に開く(右開き)、開口幅53cm。温水洗浄ボタンは便座着座状態で便座右脇にあり。トイレ内に手すりなし。

女性用トイレスペースへのドアは開き戸で、スペース内に開く(左開き)、開口幅68cm。


女性用トイレスペースには、和式トイレ個室と洋式トイレ個室あり。洋式トイレ個室の扉は開き戸で、個室外側に開く(右開き)、開口幅59cm。トイレ内に手すりなし。
エレベーター

エレベータは館内に2か所。フロントのある東館と大浴場のある南館をつなぐエレベーターと、南館と別館をつなぐエレベータ各1基。

2か所のエレベーターは同サイズ。ドア開口幅79cm、エレベータに進入した際の横幅140cm、奥行110cm。手すり、鏡、低位置操作ボタンなし。
1階・食事処

玄関から館内に入って左に食事処あり。入口は手動の引き戸、開口幅151cm、段差なし。

テーブル下の高さ58cm、椅子座面の高さ42cm。椅子は手すりのないタイプでした。お子様用の椅子の用意あり。
別館から入館する場合
別館の出入口を利用をご希望の際は、駐車場所も含め、事前に宿へご相談ください。

メイン玄関に向かって右にあるゲートバーから、ホテル敷地内の登り坂道を80mほど進みます。

別館出入口前に、階段3段あり。

簡易スロープ設置可。横幅72cm。事前連絡があると用意がスムーズです。

別館出入口は自動ドアで、開口幅105cm。

別館は、別館出入口のある階が3階の表記になります(※別館1階、別館2階はありません)。

別館3階から入館し通路を進むと南館3階に至り、南館3階には大浴場があります。別館から南館に向かう際、通路には0.8°ほどの登りの勾配がありました。通路はカーペット敷きです。
大浴場

大浴場は、南館3階。のれんをくぐり、踏込みで履物を脱ぎ、20cmのかまち(段差)を上がると正面は、湯上りにひと休みできるスペースになっています。

かまちを上がって右側に、通路に近い方から「願いの湯」と「叶いの湯」の、2つの湯処への入口があります。どちらにも内風呂と露天風呂があり、時間での男女入替制。取材時は「願いの湯」が女性用で、赤いのれんが掛かっていました。
※写真は、休憩スペースから大浴場入口側を撮影しています。
願いの湯

「願いの湯」のれん下幅は80cm、その先の通路幅は最も狭いところで67cm。

「願いの湯」脱衣所内から、脱衣所への入口引戸側を見た様子。洗面台下69cm。

「願いの湯」内湯浴場内から、脱衣所から浴場への入口側を見た様子。脱衣所から浴場への入口ドアはガラスの引き戸、開口幅76cm。このドア下と、脱衣所側と浴場側、計3か所に最大7cm程度の段差あり。

「願いの湯」内湯浴場内の様子。シャワーチェア1台あり(背もたれとひじ掛けのあるタイプ)。

「願いの湯」内湯浴槽の外側の高さ9cm、淵幅27cm、内側深さ60cm。内側に階段1段あり。手すり1か所あり。


露天風呂「願いの湯」へは浴場にあるガラスの引き戸から屋外へ、段差3段を降り、先へ進みます。段差部分に手すりあり。

露天風呂「願いの湯」。
※写真中の左側にはもう一つ、岩の露天風呂「長寿の湯」あり。

露天風呂「願いの湯」手すり1か所と、手すり位置の浴槽内には2段のステップあり。
叶いの湯

「叶いの湯」のれん下から脱衣所への通路の様子。

「叶いの湯」脱衣所への入口。

「叶いの湯」脱衣所内の様子。

「叶いの湯」脱衣所には、テラスあり。

「叶いの湯」脱衣所にあるトイレ。

「叶いの湯」内湯浴場内から、脱衣所から浴場への入口側を見た様子。脱衣所から浴場への入口ドアはガラスの引き戸、開口幅55cm。このドア下と、脱衣所側と浴場側、計3か所に最大7cm程度の段差あり。

「叶いの湯」内湯浴槽深さ60cm。内側に階段1段あり。手すり1か所あり。

露天風呂「叶いの湯」へは、浴場にあるガラスの引き戸から屋外へ。

段差3段を降り、先へ進みます。段差部分に手すりあり。

岩の露天風呂「長寿の湯」があり、その先に露天風呂「叶いの湯」はあります。


階段5段を降りたところが、露天風呂「叶いの湯」。露天風呂に手すり1か所と、手すり位置の浴槽内には石のステップあり。新緑も紅葉もきれいです。
客室情報
▼各客室情報は以下ご覧ください。


※当サイトでは一部の客室タイプ情報を公開しています。
その他の客室タイプについては、秘湯の宿 滝見苑 公式サイト をご覧ください。